「エコまちフェスタ2013 親子で学ぼう!遊ぼう」
■プロの仕事を体験!
去る12月7日(土)、みやこめっせで「エコまちフェスタ2013 親子で学ぼう!遊ぼう!」が開催されました。
京都市環境政策局の主催で、エコライフプロジェクトでもお世話になっている伏見エコまちステーションさんが出演されるということで、エコレポ隊もお誘いいただき、取材に行ってきました。
当日はエコまちステーションの職員さんがいくつものブースを用意し、それぞれで楽しみながら環境問題について学べるプログラムを体験させてくれます。
例えばパッカー車へのごみの投げ入れ体験。パッカー車は普段ごみの日にまちで見かけますが、さっそうとごみを回収する職員さんのかっこいい動きを疑似体験できるのです。
エコレポ隊も投げ込んでみました。画像を見ての通り、腰が入っていませんね。なかなかあのかっこいい動きが再現できません。
さすが、プロですよね。
■楽しくエコを学べる!
定番の紙パックを活用したおもちゃの手作り体験もあります。
紙パックとストローで竹トンボを作りました。イラストは自分で描けます。
ともすればごみとして簡単に捨てられがちなものを、加工することでおもちゃという楽しめる道具に変えられる、ということを学びます。
今回はこごみちゃんをかっこよく仕立て直した「こごみさん」を描いてみました。かっこいいですね。
他にも、電気自動車への試乗体験もありました。買いたてのマイカー感を表現してみました。
■ごみの行方を演劇的にならう!職員さんの芸達者ぶりに感動
目玉コンテンツはmごみ処理施設に関する解説です。
手作り工作で作られた京都の地図の中をパッカー車がめぐり、ごみを回収し、ごみの焼却所でごみ処理をするストーリーが熱く語られます。
演劇的な身振り手振りで分かりやすく伝えてくれる職員さん。かっこいいですね。
みなさん芸達者です。
ところで、ごみは焼却してもすべて燃え尽きるわけではありません。
灰は残るそうで、これは埋め立て地に持っていきます。
京都の埋め立て地はあと30年くらいであふれてしまうそうです。
じゃあどうしたらいいか…。ごみの分別を正しくして、効率的なごみ処理ができるようにしましょう!という話なんですね。
■おみやげもあるよ!
最後にエコちゃん缶バッジを作成しました。
今回、上京区で区役所のグリーンカーテン化を目指す市民グループの方といっしょに取材に行きましたが、その代表のMさんはエコちゃんが大好き!みんながもらった缶バッジをもらってウハウハでした。
■まとめ
普段、環境問題というテーマを意識することは少ないですし、ともすれば高尚で小難しい内容になりがちで、なかなか手が出ません。
しかし、身近なまちで取り組まれている環境活動を知り、自分でもできることを知ることで、楽しみながら環境問題に取り組めるのだろうと感じます。
その一端として今回のイベントの様な取り組みが各地でなされていることの価値を、エコレポ隊も伝えていければと感じています。
■参考資料
・こごみちゃんについて
http://www.kyoto-np.co.jp/info/chara/070311.html
・エコまちステーションについて
エコまちステーションとは、2010年から各区役所に開設されたもので、地域環境行政の拠点と位置付けられている。
主な取り組みは以下の通り。
地域清掃活動や、使用済みてんぷら油や古紙などのコミュニティ回収といった、私たちが主体的に取り組むごみ減量・リサイクル活動への支援
ごみの分別に関する相談
地球温暖化対策の普及啓発
粗大ごみ手数料券の販売
清掃活動の用具の貸出し
資源物回収拠点(てんぷら油・蛍光管・乾電池・一升びん・ビールびん・紙パック)のマップの配布
マスコットキャラクターはエコちゃん。
京都市の全エコまちステーションが一同に介する一大イベント!
腰が入ってないですね。パッカー車への不要な恐れを感じます。あと一歩踏み込めていない感じです。
パッカー車を知り抜いているプロは、その一歩を踏み込みます。
廃品となる紙パックを活用したモードなファッション。アートですね。
「こごみちゃん」と「こごみさん」です。
回るこごみさん。
電気自動車。
演劇的で軽妙なトークでわかりやすく京都のごみの流れを教えてくれる職員さん。達者です!
エコちゃん缶バッジが大量でウハウハです。